2013年12月6日金曜日

自己満足と紅葉2

あいかわらず、自画自賛できる写真が撮れない。

マグレ当たりの数も以前より減っている気がするが、実は当たっていなかった可能性、単なる勘違いだった可能性も否定できない今日この頃。

自己満足の水準も揺れ動くもので、常に一定ではないのだろう。

個人の趣味のレベルを、二言目には所詮自己満足に過ぎないとして、人を小馬鹿にする口先だけは達者な知り合いもいる。

だが、趣味の領域で自己が満足すること以上に、いったい何があるというのだろう。

いつまでたっても学校教育の延長で、結局他人の評価でしか自分を計れないような連中は、総じて快楽は悪であり、あたかも苦痛こそが価値を生み出す唯一のものであると、不愉快極まりない思い違いをしている。

何事も、付いている値札でしか物の価値を計れない彼らにとっては、ゼニにならないことは趣味に過ぎない、金を稼ぐこと以外は全てがそれ以下であると言いたいようで、それが奴らの道徳観であり価値観である。

金銭のみが、絶対的な価値基準となる訳ではない。ましてや、価値観の異なる者同士が、稼いだ金額の多寡だけで優劣をつけてもしかたがない。

どうせ結果は、最後の瞬間には必ず出る。

井の中の蛙大海なんか知りたくねえ、というのが個人的な基本路線でありスタンスである。カエルがしょっぺえ海を知ったからといって、どうなるもんでもあるまい。

ぶっちゃけ身の程知らずとは、大海の存在を知らないことではなく、井戸にさえ飛び込む度胸もないくせに、したり顔で海の広さを語る連中のことだ。

ま、冗談はさておき、紅葉2である。

先日のキリンビール12月号を撮った帰り道、紅葉リベンジを期待して三谷公園へ寄ってみた。

すでに多くの葉は落ちて、枝に残っているものも枯れかけているのであまりよい絵にはなっていない。残念ながら自己満足のレベルにも達していないが、一応季節物ということで身の程知らずにも晒してみる。

東区瀬戸町にある三谷公園は、桜や紅葉の名所になっているそうだ。「見ざる、聞かざる、言わざる」の三猿の像が祀られた、金剛童子と呼ばれる神社のまわりに拡がる公園である。

体調万全なら三谷山の山頂まで足を延ばすところであり、それが出来ればもっと様になる絵が撮れたかもしれないが、当日はそんな気力は残っていなかった。

もうちょっと綿密な撮影計画に基づいて撮らないと、写真レベルも向上しないだろうとは常々考えていることなんだが、毎度毎度の行き当たりばったりである。

今回は DP1 Merrill の一本勝負、前回と同様、お道具は一切無し。

もちろん、それは DP3 Merrill を出すのも、三脚担ぐのも面倒だったからに決まっている。


…ということで、ヒトツよろしく。
2013年12月某日 Hexagon/Okayama, Japan

http://www.hexagon-tech.com/
[2013.12.06] 自己満足と紅葉2 〜より転載&加筆修正
なお、本家には写真も多数貼ってあるので、こちらもヒトツよろしく

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