2014年1月23日木曜日

1月の定点観測

何かにつけ、タイミングは重要である。

何か事を始めるにしても、タイミングを外すとだいたいロクなことにならない。その後の流れを上手くコントロールするためにも、最初の頃合いを計る必要がある。

しかし、好機を逃さないようにするには、普段からアンテナの感度は高く維持していないと、何時までたっても始まらないし、現状を変えたくても出来ない。

最近思うのは、歳とともにこのアンテナの感度が相当鈍ってしまったのではあるまいか、ということである。

今月の前半には、写真を撮りに行くには好都合な日が何度かあったにもかかわらず、全てを逃してしまった。

その理由は様々で、さほど重要でもない雑用を優先させた結果であったり、単に気乗りしないとなどという、およそ怠慢に過ぎないことばかりだ。

弱り目に祟り目、泣きっ面に蜂、踏んだり蹴ったり、転べば糞の上と、負のスパイラルを意味する諺は古来より数多くあり、抜け出すためには何かきっかけが必要となる。

現実にはそれほど大きな不幸が重なったわけでも、日常生活に支障が出たわけでもなく、とりたてて精神的に落ち込んでいるわけでもない。多少の不幸もより大きな不幸から見れば、それさえ幸福でしかない。考え方や視点の変更でどうとでもなる類いの、些細な問題だろう。

常々、人間万事塞翁が馬、禍福は糾える縄の如しと考えているものの、その突破口となるモノがいったい何なのか、またその時期は何時なのかを判断しかねている。

ま、あまり焦ってもストレスが溜まるばかりで体に悪いし、泣き言ばかりを並べていては面白くないので、鈍りきったアンテナでもハッキリ判るきっかけが見つかるまでは、怠慢を決め込むことにした。

で、あえて流れに逆らわず、なし崩し的に今月の定点観測である。

ま、結果から言えば案の定であり、天気は悪いわ水平レベルは怪しいわで、よっぽど無かったことにしようかとも思ったが、これも何かのきっかけや判断材料になればと考え、晒してみることにした。

写真が中心のブログなら、まず載せることはないと思われるレベルのものだが、ここでは雑談のネタとして恥を晒すことは厭わないので、お構いなしである。

また、ついでに吉井川橋梁で山陽本線を通るローカル列車も撮ってみたが、まるで芳しいものはない。

従来、結果的に却下写真となったものでも、撮影時にはそれなりの期待を込めてシャッターを切っていた。

しかし、今回のものはいずれもファインダを覗いた時点で、あ〜これはロクな絵にはならんだろうな、ということが判りきっており、ある意味予想通りである。

もちろん、そんな予想に反した拾い物的な一枚を期待しなかったわけではないが、その結果もまんま予想通りという、まことに残念な写真ばかりだ。

その原因は、自分でもある程度はわかっている。大半は、注意不足であり緊張感の欠如が招いた結果だが、わからないのは、なぜそうなってしまうのか、である。

毎度、反省材料などと称しているものの、全くその効果が後々に反映されていないことも薄々感じている。

その点においても従来通りであり、それだけに何か脱却の糸口でも掴むことができたら写真を見ればわかる、ということにでもなったら嬉しいな、と思う。


…ということで、ヒトツよろしく。
2014年01月某日 Hexagon/Okayama, Japan

http://www.hexagon-tech.com/
[2014.01.23] 1月の定点観測 〜より転載&加筆修正
なお、本家には余談と写真も多数貼ってあるので、こちらもヒトツよろしく

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