2011年9月19日月曜日

謎の多い仕様変更:その後

前回、ファイルのコピーオプションについて、あまりに腹が立ったのでろくに調べもせず書き散らかしてしまったが、どうも「両方ともファイルを残す」という仕様には複雑な事情が隠されているようだ。

何のことかというと、ライヨン上でも「置き換えない」を表示させることはできるのだ。

コピー対象が全て書類などのファイルである場合にかぎり、例の「両方ともファイルを残す」という表示になり、フォルダが一つでも含まれていると「置き換えない」が表示される。

いろいろやってみたが、どうやらこれは同一ボリューム内でも、別ボリュームからでも変化はないようなので、単純にコピー対象が何かによって表示オプションを変更しているようだ。(無駄に凝ったことすんなよなあ)

このことから、大量のファイルをコピーまたは移動するときに「置き換えない」を表示したければダミーのフォルダを一個ふくめてやればよい、ということになる。(やれやれ、である)

しかしその逆、つまりフォルダとファイルが混在した対象で「両方ともファイルを残す」を表示させる方法というかウラワザは、今のところ発見できていない。(何の意味があるのかわからないが、一応コマンドの直交性という観点からね)

ネットで「両方ともファイルを残す」を検索してみると、この仕様変更を「改善された項目」として捉えている人もいたり、中には同一階層内に同じファイル名が存在できないことを欠点のように考えている連中もいる。

内容が全く違うのにファイル名が同じで困らない、という人の心理は個人的は全く理解できないが、内容が同じでファイル名が違うよりマシと考えるのだろうか?

ま、私はどちらも御免被りたいが、人によっては何が喜ばれるかわからないものである。

ちなみに、重複ファイルの名前を表示しない手抜き仕様は、いつの間にか改善された。たぶん9月10日頃のアップデータで、何かのついでにこっそりと修正したんぢゃないかと思うが、アップルからこの件に関して公式発表はない。(たぶん)

だんだん良くなる法華の太鼓状態でこのまま精進を続けてくれりゃあ、来年の今ごろにはライヨンも快適になるだろう。と、エラそうに総括するにはまだ早いが、…。

先日来、アップルジャパン(株)解散消滅の話題をあちこちで見かけるようになったが、アップルジャパンが Apple Japan になるだけで、あまり期待はしないほうがよいと思う。

が、もちろんあまり落胆する必要はもっと無い、…かな?


2011年09月某日 Hexagon/Okayama, Japan

[2011.09.19] 謎の多い仕様変更:その後〜より転載&加筆修正

2011年9月2日金曜日

謎の多い仕様変更


この使いにくい iWeb での更新をいったいいつまで続ける気力が維持できるかわからないけど、その日が来たら真先にお知らせするつもりです。なんちゃって。

しかし、マジで気力が失せそうな今日この頃、まことに腹立たしいライヨンの仕様変更について一席。

ファイルのコピー、または移動をしようした時、対象となる階層にすでに同名のファイルが存在する場合は、その処理方法を選択するダイアログボックスが表示される。この処理方法の選択内容が、今回変更された。それも大バカヤローな選択内容に、…である。

従来のスノレパまでの選択肢は、「置き換える・中止・置き換えない」の三択に、「すべてに適用」というオプションを加えたものであった。 
たとえば、いくつかのファイルが重複している場合、コピー先のファイルを優先して重複していないファイルのみをコピーまたは同一フォルダにまとめたい時などは、すべてに適用にチェックを入れて「置き換えない」を選択すればよい。

また、更新目的で「置き換える」を選択する場合は、事前に適当なラベルカラーでも選択していれば、色によって置き換えられたファイルとそうでないものの識別も容易で、比較的よく使うファインダの便利な機能である。

ところが、なにを血迷ったのかライヨンでの選択肢は、「置き換える・中止・両方ともファイルを残す」である。その上、重複するファイル名さえも表示しようとしない手抜きぶりで、一体何をユーザに伝えようとしているのかわからないが、単なる警告であり、何も伝えるつもりはないのかもしれない。

その結果、「両方ともファイルを残す」を選択しようものなら、「〜のコピー」というマヌケなファイル名のついた大量の重複ファイルの出来上がり、となる。

古くからのマックユーザの間では、「名称未設定」と並ぶ恥ずべきファイル名であり、パワーユーザ度(≒ファイル管理能力)を測る指標として、この二つを検索すればだいたいわかるという、忌まわしきファイル名でもある。当然「名称未設定のコピー」などは言語道断であり、自分の管理下にはただのひとつたりともあってはならぬ、…と考えているギークは多いと思うな。

この場合、「置き換える」を選択すれば少なくとも重複は防げるわけだが、同一ボリューム内の移動ならいざ知らず、別ボリューム間でギガバイトオーダーの動画ファイルなどをまとめようとすると、とんでもない無駄な時間と領域が浪費されるのだ。

だいたい両方ともファイルを残すぐらいなら、最初っから別の階層にコピーまたは移動するに決まっているだろう。勝手に変更をされたファイル名を修正するという、余計な作業を強いられるだけでなにもメリットは見いだせない。

はたして、どんな状況を想定しているのだろうか?また、なぜ従来の選択肢をわざわざ変更する必要があったのだろうか?とりあえず、 250箇所、なんでもいいから変えてみたかったのか?

こんな例はほんの一部に過ぎない。ライヨン特有のいったいなにを考えているのかわからない、数多い謎の仕様変更の一つである。

あちこちのアップル系ニュースサイトでは、スティーブ不在のアップルの将来についていろいろ取り沙汰されている。

最高経営責任者から会長にステップアップしただけなんだから、そんなに変わるわけねえだろう、と個人的には高をくくっているのだが、なにせ本社内のカフェテリアのメニューやら、社員の通勤バスの運行管理にまでに口を出す御仁である。

その影響は今年初めの健康上の理由で休職した時点から、もうすでに出始めていたのではないか。そんな、新たな心配の種を感じさせる材料、実は探せばあちこちにある様な気がする。


ま、まいどおなじみ重箱の隅的な話ではあるが、CEO 辞任後のスティーブの一日がこんなだったら、何も心配はないけどね。


ところで、会長はライヨンは使ってみたのかい? …と、聞いてみたいものだ。


…ということで、今月もヒトツよろしく


2011年09月某日 Hexagon/Okayama, Japan

[2011.09.02] 謎の多い仕様変更〜より転載&加筆修正


2011年8月25日木曜日

ついに来たか

残念ながら、ついにその日が来てしまった。
(以下、よそんちから引用)
アップル取締役会およびアップルコミュニティへ
私は以前から、アップルの CEO として自分の職務を果たせず、期待に応えられない日が来た場合、最初に皆さんにお知らせすると述べてきました。
残念なことに、その日が来てしまいました。
私はここにアップルの CEO を辞任します。
取締役会が認めてくれるのであれば、取締役会会長、取締役、アップルの従業員として留まりたいと思っています。後継者計画に従い、私はティム・クック氏をアップル CEO に指名することを強く推薦します。
アップルの未来には輝かしく、革新的な日々が続くものと信じています。そして、新たな立場でその成功をを見届け、それに貢献したいと思います。
私はアップルで、幾人もの生涯の友を得ました。私は皆さんと共に長年働くことができたことに、心から感謝しています。
スティーブ
*

天気予報みたいな暇ネタを書いている場合ではなかったのだが、…だいたい、ロクでもないネタを書いているとアップルから重要な製品発表があったりするのは、従来からのパターンというかお約束のようになっている。
会長職(常々よくわからん役職の筆頭なんだが、出勤しなくても金がもらえるってこと?)には留まるそうなので、権力を手放す気はさらさら無いようだ。
ちなみに、会長になっても年棒1ドルなのかどうかは不明。
ま、アップルの会長という、もうこれ以上はない上から目線で、今までどおりブイブイ言わせてくれるものと期待しよう。


[2011.08.25] ついに来たか〜より転載&加筆修正

2011年8月24日水曜日

天気予報

Mac OS X Lion ver. 10.7.1 (11B26)

最初のマイナーバージョンアップが行われたライヨンであるが、相変わらずモ〜ボ〜ミィやら iWeb がらみの不可解な挙動は改善されないどころか、どんどん不具合を連発している。(同期息切れ眩暈)
Mac OS X Lion とは直接関係ないが、ダッシュボードの天気予報(Weather)の設定で出雲(Izumo) で検索をすると、島根県出雲市ではなく新潟県三島郡出雲崎町しか表示されない。
県庁所在地である松江市に次ぐ県内で2番目、山陰地方では4番目の人口を抱える総人口 143,521人、面積 543.48km² の出雲市をさしおいて、総人口 4,866人 面積 44.38km² の出雲崎町(いずもざきまち)が、…である。
出雲崎町といえば良寛の出生地であり、松尾芭蕉の奥の細道にも登場し、ジェロの海雪の舞台にもなったそうだが、出雲市にだって出雲大社や日御碕神社があるし、かつては天照大御神や竹内まりやが住んでいたこともあると聞く。
で、どうやっても出雲市の天気予報を表示させることが出来ないのだが、松江が近いんだからそれで我慢しろということだろうか。
最新の Mac OS がインストールされたピカピカの Mac を購入して、ダッシュボードを設定するご当地出雲市在住のマックユーザはムカついていると思う。
単にヤッホ〜がバカやろうなだけといえばそれだけのことなんだが、OS に標準添付されている機能としては、その恨みは必然的にアップルに向けられることは避けられない。
たぶんその気になって探せば、なんでオラが町の設定がねえんだ、というユーザは少なからずいると思う。
天気予報系に限らずダッシュボードのウィジェット(Widget)なら、アップルのダウンロードページに多数掲載されているので、上記に該当する方は以下を参照のこと。
ま、別に新潟県に恨みがある訳ぢゃないし私自身出雲市民であったこともないのだが、何事もバランスには配慮してほしいものだ。


[2011.08.24] 天気予報〜より転載&加筆修正

2011年8月11日木曜日

祝:株式時価総額、世界一

いやあ、ついにやりましたなあ。

株の世界なんぞよくわからんが、なんでも世界一といえばたいしたものだ。記念事業などとは無縁の企業体質だから、それが何か、ってなもんだろうけど。

しかし、アップルの歴史を知る者にとっては、あまり業績が好調になり過ぎても不安になる。だいたいが、マイナーでニッチでネガティブなパワーで技術革新を実践し、尻に火がつきそうなビハインドな状況でこそ力を発揮するような企業なんだから、あまり余裕が出来過ぎ君になるとロクでもないことをやりだすのが心配だ。

アンチからは、そろそろ大コケな何かをやらかすのではないか、と期待を集めているらしいが、ひょっとしてそれは、ライオン? 巨大データセンター?それとも、宇宙船の新社屋? …はたして、なんだろうか。

この好調な業績も、スティーブの帰還以来では初めてのことなのでだいぢょうぶだとは思うが、いちおう現在は名目上療養中のため不在ということになっているわけだし。

何処にいようと構わないが、目だけは光らせていて欲しい。せめて、当面の課題である iCloud がまともにスタートするまでは。

もちろん、その後は元気に復帰して、あんな案件やこんな懸案事項など、今まで以上にブイブイいわせてくれるものと信じている。

2011年08月某日 Hexagon/Okayama, Japan
[2011.08.11] 祝:株式時価総額、世界一〜より転載&加筆修正

2011年8月9日火曜日

画面サイズと解像度

MacBook Air (Mid 2011)、巷で評判が良いようだ。

主要メディアの記事では、主にハードウェアスペックに関する称賛が多いようで、前モデルとの比較で語られることが定番のようになっている。

また、新しいモデルの比較でも、ディスプレイサイズを筆頭にやはりハード面ばかりを比較することで、無理やり用途別に分類しようとする傾向は相変わらずで、あまり新鮮味はない。

もっと、新 OS X Lion との組合わせにより得られるメリットなども、総合して評価されるべきであると考えるが、まだそのような切口で書かれたものは少ない。かえって個人のブログ等の方が、各ユーザごとの実際に使用感にもとづいて書かれているので、より現実的な視点のように思う。

ただ、11インチを選択したユーザは実際以上に 11インチを称賛し、13インチを選択したユーザもまた逆も真なりで、それはもうすでに視点が違うのだから致し方あるまい。

我が子が一番可愛いに決まっている。

しかし、13インチに対して 11インチの画面サイズを欠点のように語っている記事も見受けるが、これはどう考えてもおかしな話だ。

11インチモデルのメインコンセプトは、できるだけサイズを抑えて軽量化しつつも、性能面での妥協点を極力高いレベルに留める、であると個人的には勝手に理解している。

あのサイズと重量で、13インチモデルと同等以上のサイズの画面を持った機種が現実に存在するなら、これはもうアップルの精進が足りないと断言できるが、無い物ねだりの駄々を捏ねてもしかたあるまい。

中には、画面サイズと解像度を混同して 13インチモデルの方が高解像度であるかのような記述もあるが、解像度とはインチ当たりの密度であり総画素数や画面サイズとは無関係である。

解像度に関して言えば 13インチの約128ppi に対して、11インチモデルは iPad や MacBook Pro 17 インチモデルと同等以上の約135ppi である。結果、現状の Mac OS の初期設定では、画面に表示される文字が小さい。

Model         Size Horizontal Vertical    ppi
iPhone           3.5     640     960      329.65
iPad, iPad 2     9.7     768    1024      131.96
iMac 27         27      2560    1440      108.79
iMac 21.5       21.5    1920    1080      102.46
MacBook Pro 17  17      1920    1200      133.19
MacBook Pro 15  15.4    1440     900      110.27
MacBook Pro 13  13.3    1280     800      113.49
MacBook Air 13  13.3    1440     900      127.68
MacBook Air 11  11.6    1366     768      135.09
LED Cinema 27   27      2560    1440      108.79
[参考:画面解像度]

しかし、これは一概に欠点ではあるとは言えまい。単に設定を変えればいいだけのことだ。

私の場合、Safari や iWork、テキストエディットなど文字の表示サイズが関係するアプリの設定は、従来ヒラギノ明朝14ポイントを標準設定にしていたが、MacBook Air ではもうひとサイズ大きく16〜18ポイントに変更した。

境目がどこなのか個人差はあるだろうが、OS X Lion を前提で考えた場合、画面の使い方がそのサイズによって変わってくると思う。

作業の効率的な進め方という点においても、テキストエディットなどで文章を書く場合 27インチ画面でもフルスクリーンモードがベストである、という人は少ないと思う。そのせいか(たぶん、ちがうと思うが)、現行バージョンのテキストエディットでは、フルスクリーンモードはサポートされていない。

作業に集中しやすいという点では、広大な iMac の 27インチ画面より MacBook Air の11インチの方が向いている場合もあるし、必ずしも大は小を兼ねるとは限らない。

なんでも、デカけりゃ良いってもんでもないのだ。

もちろん、デカいものにもそれなりのメリットはあることは否定しないが、実際この原稿も iMac 27 の前に置いた MacBook Air で書いているぐらいだ。傍目にはかなり滑稽な図であることはわかっているが、現実にその方が集中できるのだから仕方があるまい。

さすがに、iWeb を11インチで使うのは難行苦行の世界になるので、テキストエディットで本文だけ書いて、Air Drop を使い iMac へ「ポエッ」と送ってやる。

27インチだと iWeb でのレイアウトもラクチンで、参照ファイルや辞書の類いなど多くのウィンドウを開いていても、十分なエリアが確保できる。

(iWeb といえば、毎回毎回更新もしていないページまでアップロードしようとするバグには閉口する。ファイル形式の互換性の問題かと思い、iDisk 上にある当該のフォルダを削除して、再度全ページをアップしてみたがまるで改善しない。

それどころか、今度は毎回すべてアップロードするだけでは飽き足らず、アップしてもアップしても公開していないページがあると警告が出る始末。もう見捨てた iWeb なんぞ修正する気もないのだろうが、このあたりもアップルお得意の手抜きといわれる所以であり、まったく腹立たしい限りである。)

そんな、使い分けで十分活躍している MacBook Air であるが、ミッションコントロールとフルスクリーンモードを駆使すれば、内容的には iMac でやる作業とほぼ同等のことが、出先でもできるのはありがたい。

以前の MacBook 13 に LED 島根24 という組合わせでは、作業環境はさておき多少パワーに不満を感じながら行っていた作業も、役割分担をキッチリ分けることで格段に効率的である。

iMac 27 は、Thunderbolt ケーブルで MacBook Air を接続すれば、⌘+F2 でいとも簡単に Thunderbolt Display に化ける。さすが純正と言わしめる快適組合わせの効果で、用途に応じた使い分けに貢献している。

一例を挙げれば、パワーと時間はかかるが、途中で積極的にかかわる必要がないビデオエンコードなどはバックグラウンドで iMac にまかせて、ディスプレイ部分だけを MacBook Air で使うといった流れである。それぞれの作業に独立したプロセッサを持つメリットは大きく、Core i7 なら大画面でももたつくことはない。

単体での使用においては前述の集中度という点に関して、iMac と MacBook Air では基本的なアプローチが多少異なる。Macに対する距離感とでも言うか、物理的な話をすれば自分の目と画面の距離が異なるのだ。

視野角にも関係するが、27インチの画面を見る場合はおのずとふんぞり返って、70〜80センチぐらいの距離をとる。ところが、11インチだと通常でも 40センチ前後、興奮してくると集中してくると前のめりで 25センチぐらいまで寄っていることもある。

画面解像度でいえば、iMac 27 インチは 109ppi 程度に過ぎないのだが、同じ設定だとファインダ上のメニューバーの文字やファイル名などは MacBook Air より iMac の方が小さく見えるぐらいで、初期設定での文字サイズはそれほどデメリットには感じない。

そのような背景により、個人的見解では 13インチに対する 11インチの画面サイズの問題など、目くそ鼻くそ以下の差でしかない、たいした問題ではないのである。

したがって、身も蓋もない言い方をすれば、自分の気に入った方を選択すれば良い。そもそも、他人の意見を参考にしようなどと主体性のないことを考えてはいけない。

たいていは、自分と同意見のバイアスがかかった記事や個人の見解に接して、誰かに背中を蹴飛ばして欲しいだけで、どうせどっちにするかはもう決まっているんだから。(私の場合は…そうだ)

どうしても物理的な画面サイズを求めるなら、13インチモデルを選択したところで問題は解決しない。妥協などせず、思い切って Apple Thunderbolt Display を奢ってやるという力技が必要だ。

こいつがあれば、11インチでも13インチでも、たとえ 17インチであっても関係ない。なんなら、これを二台買って会社と自宅に置いておけば、大方の問題は解決する。

ついでに、MacBook Air SuperDrive と Magic Trackpad または、Magic Mouse にキーボードもこの際ど〜んと二台ずつだな。おお、ここはひとつペガサスもいっとくか、わお〜。

…と、つい興奮、もとい集中してしまったが、これなら金銭以外については無い物ねだりにはなるまい。

単純に、いわゆるひとつの金で解決できる問題に過ぎないのだから。

それなら iMac 27 を二台と iPad でも買ったほうが安いんぢゃないかと、予算面において鋭いツッコミもあるだろう。また、Apple Thunderbolt Display を絡めるなら、Mac mini という選択もある。

たしかに真当な選択かもしれないが、数値だけでは測れない問題もあるし、だいたいそれでは話が面白くならない。

たとえば Mac mini、13インチモデルに着目して重量だけ比べると Mac mini の方が軽いが、あまり持ち歩く気にはならないと思う。用途にもよるが、スペックシート上の数値だけではわからない「持ちにくさ」という局面も考慮に入れなければならない場合もある。

たしかに、費用面では多少のデメリットもないわけではないが、データの共通性を持たせるのは楽だし、ご本尊を持ち帰ることで、セキュリティ上の問題もある程度解決できる。(通勤途中で紛失、というのはこの際ナシね)

加えて、出先での作業も含めたモバイルという観点から iPad ではいまひとつという方は、マジで検討してみる価値はあるだろう。

ま、iCloud のサービスが始まったら、両者の違いは微妙かもしれないけどね。


2011年08月某日 Hexagon/Okayama, Japan
[2011.08.09] 画面サイズと解像度〜より転載&加筆修正

2011年8月7日日曜日

スペック

なかなか理想に近づかない MacBook Air、今回も価格の割にイマイチなスペックである。

たしかに、以前のような高価格な割に貧相なスペックから、そこそこな価格で赤貧もとい清貧なスペックに変化はしたものの、はたしてこれがアップルの考える最良の製品なのだろうか?

てな書き出しで、昨年10月に MacBook Air (Late 2010) モデルが発表されたとき、そのスペックについてひとこと文句を書いてやろうとしたのだが、結局その原稿はボツにした。

新製品発表後の今、こんなことを書くとネット業界でよくある釣りの記事みたいだが、ネガキャンを展開するつもりは毛頭ない。

2006年当時、PPC から Core Duo、Core 2 Duo に移行された後、2010年までの4年間は目立ったクロックアップもなく、大きく処理速度が改善されないプロセッサであったが、昨年の Mac mini を最後に、徐々に新しい Core i シリーズが採用され始めた。

一般ユーザレベルには、SandyBridge や Nehalem はおろか、マルチコアとマルチスレッドの違いもよくわからん話だが、アクティビティモニタの CPU の欄を見れば、なんか数が多いぞという程度には理解できる。

振り返ってみれば Mac mini という機種、最初のモデルも PPC G4 だったり、Intel プロセッサ移行後も Core Duo や Core solo だったりと、毎回不遇な扱いを受けている。

たぶん、製品発表のタイミングだけの問題だと思うが、アップルとしてもテストケースとして実験台にしているのではあるまいか、とも思える。

最近のアップル製品の中でも、筐体デザインが刷新されたからといって、おいそれとは手を出せない危ないモデルの代表になっている。(去年手を出してしまったけど)

たとえ中身が大きく変わってもデザインは変えないというのは、ウラをかえせば前回、中身がたいして変わらないのにデザインを大きく変えたから、必然的に起こり得る事象なのかもしれない。

とりあえず、昨年は買えもしないモデルについてあまりボロクソに貶すのも如何なものかということで、ボツにした MacBook Air であるが、全部入りのMid 2011 モデル、とても快適ですハイ。

その一端を OS X Lion の新しい機能が担っていることは間違いないのだが、iPad と比較するたびに、Mac OS が過負荷になり過ぎているような気がしてならない。(火事が燃える的表現だな、こりゃ)

今後のアップデートでは、せっかくのハードウェアスペックを OS が食い潰してしまうことのないよう研鑽に心がけて欲しいものだ、…と、一応年寄らしく苦言を呈しておこう。

しっかしぶっちゃけ、iPad と MacBook Air 2枚持って出ても、以前の MacBook 13 インチよりまだ軽いんだから、恐れ入る。

何気なく2枚と書いたけど、ホントに2台でなく2枚という感じだからね〜。

わお、8月号すげえな、ちょと飛ばし過ぎの感ありの、もう四記事めだぜぃ。

2011年08月某日 Hexagon/Okayama, Japan
[2011.08.07] スペック〜より転載&加筆修正