2012年1月1日日曜日

泣く子も笑う、謹賀新年♪

ナニはなくとも、とりあえず年は越せたぞ。

今年は御大不在のアップル、アレやコレやと不満も少なくない、一筋縄ではいかない企業体質だが、真価を問われる一年になる。

11月上旬に申込んだ iPod nano 1st. 交換プログラム。製品修理サービスの依頼から約1ヶ月ほど経過した12月9日になって、やっと受領通知が来たかと思えば、年も押しに押し迫った土壇場の12月31日に交換品が戻ってきた。

ネット上でも噂になっていたことだが、ユーザには何の事前通知もなく現行製品の第6世代 iPod nano にすり替えられてしまった。新製品に替えてあげたんだから文句は無いだろうと言わんばかりの一文が添えられているのみで、保証期間も修理品ではお約束の実施日よりキッチリ90日、なんのオマケも無しある。

別にケチ臭いことを言っているのでは無い。確かに、交換プログラムに応じて送付したのは本体のみだから、アップル的には何も文句をいわれる筋合いはないのだろう。
しかしユーザからしてみれば、パーソナライズ刻印まで施したオリジナルファーストモデルを取り上げられ、容量こそ増加したとはいえ全くデザインも異なり価格的にも購入当時より安い8GBモデルが、イヤホンやケーブルも付属しない、まんま本体のみがビニール袋に入って、忘れた頃にいきなり送られてくりゃあムっとする。

人によっては、アップルの思惑通りに新しいモノに替えてくれるんなら御の字という場合もあるだろうが、個人的には現行モデルの iPod nano はあまり好みでは無い。もし事前にその旨伝えられていたら、送付時点では取り立てて問題も無く動作していたことも鑑みて、たぶん交換プログラムには申し込まなかっただろう。

2ヶ月も前に始まったことを、今更蒸し返して事を荒立てるつもりは全く無いのだが、日本には古来より「トラブった時には菓子折」という伝統があり、我地元では、大手まんぢゅうというのが定番になっている。大手なんたらがいったい幾らするのか買ったこともないので知らないが、おそらく一ヶ百円もしないと思われるので十ヶ入りでも千円以下だろう。 ちなみに、コイツは専ら他人様に差上げるモノで、貰って食べることはあっても自分で食べる為に買うヤツは少ない。(たぶん)

要するに、アップルに大手まんぢゅうを持って来いとか、越後屋よろしく菓子折の底に金子を忍ばせろ、などと悪代官のようなこと言うつもりも無い。けっして金額の多寡ではなく、気持ち問題なのだ。せめて価格的にも直近上位の16GBモデルであるとか、8GBモデルなら販売されている製品版と同様に、ちゃんとケースに入ってイヤホンやケーブルまで付属している製品を送ってくるなりの、誠意を示して欲しかった。

何が言いたいかといえば、我国では相手のミステイクでトラブったら、等価交換で納得するようなアメリカンなヤツは少ない、ということだ。

う〜む、やっぱケチ臭いなあ。新年早々セコイ始まりになっちまったぜ。


…ということで、今年もヒトツよろしく、です。

2012年01月吉日 Hexagon/Okayama, Japan

[2012.01.01] 泣く子も笑う、謹賀新年♪〜より転載&加筆修正

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