2015年5月26日火曜日

5月の定点観測:2015

何かと、慌ただしい5月だ。

今のうちに、出来ることはやっておかないと後悔しそうなので、少々焦り気味ではある。

だが、先が無いだけに後々に与える影響も少ないし、この先は何が起こっても、全て儲けと考えねばなるまい。 

ま、年寄りの冷や水も、若気の至りに比べりゃ学習機能が働いた分だけ、中々味わい深いモノもあるのだ。

先月に続いて、月末まで引張った定点観測だが、今回は多少季節感もある写真になった気がしている。それより気になるのは、撮影行の足として新たに導入した新人であり、そんな雑談に載せたキリンビール5月号だ。


2015年5月19日火曜日

倉吉線リベンジ:後編

「急がば回れ」という諺がある。

慣れぬ近道を通れば、道に迷うなどしてかえって遅くなる。それより、遠くても安全な本道を通る方が、結局早いというのだ。

「急がば回れ瀬田の長橋」に由来するのだが、一般的には「急がば」が前提にあることで、どっちが早いか、目標到達までの時間ばかりが重視されている。

だが、本来急ぐ時ほどリスクを避け、多少遠回りになっても安全で着実な方法を取れという戒めであり、時間の短縮は自体はあまり重要ではない。

急いでいる時ほど、目標に向かって一直線というのが人情だろうし、遠回りする時というのは、たいてい急いでいない時に限られる。

したがって、例え遅くなっても安全確実が肝要で、「結局」の意味するところは、僅かな時間短縮だけではないのである。要は、急ぐのは構わんが少し落着け、慌ててて怪我をするなということだろう。

平面的な地図を眺めていて、いつも気になるのは、A地点からB地点へ行く場合、一直線で最短距離を結んだ経路には、いったいどんな紆余曲折があるのだろうという興味である。

行き止まりや、少なくとも通行止めではない脇道や、未だ通ったことの無い道に出会うと、ついそちらの方へ行ってみたくなる。

で、急いでいる時も、そうでない時も目標に向かって一直線を選択することが多く、かなり高い確率で時間短縮には失敗する。

いや、それどころか、近くて早い本道を逸れて、遠くて険しい脇道を選択することも少なくないのだ。

まあ、それでも面白くないことが分かり切っている道を選ぶことの苦痛に比べれば、なんぼかマシだろうと考えている。

2015年5月16日土曜日

倉吉線リベンジ:前編

標題のとおり、倉吉線のリベンジである。

今回の足は、いつものミニ。五月晴れというほどではなかったものの、天気にもそこそこ恵まれて、走っているだけでも結構楽しめる。皮肉にも、今回の行程の方がハーレー向きだったのではあるまいかとも思った。

ただ、あまりにも無計画に、少々撮影対象を欲張り過ぎた感は否めず、後半の帰り道では DPM のバッテリーも尽き、我が身の方も疲労困憊である。

実は当日、早朝にはサンライズエクスプレスを狙って、熊山〜和気間の線路際へ赴き、その序でからスタートという、最近の定番みたいになっているパターンである。

昨年の夏以来、久々のサンライズエクスプレスであり、少しばかり間が開き過ぎたことで、例によってイマイチな結果に終った。そちらの方は、もう少しマシなモノが撮れてからまとめようと考えている。

そんなわけで前半は前フリとして、前回予定していたが果たせなかった因美線因幡社駅付近で撮ったものから、そして後半はその場で思いついた、こちらも前回不本意に終った倉吉線のリベンジへと続く。

2015年5月9日土曜日

我慢の限界までもう少し

皐月、五月である。

五月の別名、皐月(さつき)は、田植えをする月の早苗月(さなへつき)が由来となっており、新暦では6〜7月頃にあたるらしい。

ということは、今週あたりはまだ卯月(うづき)の続き、みたいなもんだろう。

負の連鎖の方も未だ健在であり、先日などはジムニー(JB32)のキーシリンダー不具合で始動不能になったと、家族からの支援要請もあった。

まあ、一家揃ってボロ車、もとい古い車ばかりに乗ってりゃ、そんなハプニングも珍しくないわけで、原因は主にすり減った上に相当歪んでいたマスターキーで、無理な力を加えたことによるものだ。

これなど、古いモノを大事に使う気構えさえあれば、もう少し先送りにできた問題のようにも思うのだが、あの連中にそれを望んでも仕方あるまい。

ただ、部品さえあればさほど深刻な故障でもないはずだが、こちらも既に生産終了からかなりの年数が経過しており、そう簡単ではないらしい。

当面、代替品が手に入るまでは予備キーを差しっ放しにして、すり減ったマスターキーはドアロックのみで使うよう指示したのだが、さてさてどうなることやら。