2014年9月25日木曜日

9月の定点観測

やっちまった感が拭い切れない、iPhone 6 Plus。

果たして3日で飽きたのか、それとも慣れたのか?


あれから、かれこれ1週間近くになるが、飽きもせず慣れもせずというのが正直なところ。だいたい、人の好みなんぞは十人十色である。美人の定義も百花繚乱で、千差万別なんである。世の中、それで上手くいっているところもあって、客観的に見てどうよは、あまり関係ない場合が多い。


勝手な思い込みによる、アバタもエクボが勘違いであったことに気付くまでには、三日もあれば十分という例えでしかない。慣れる方に関しては、何かと当たり障りもあるので、あえて言及は避けるが、マニアック度の高い選択を否定するつもりは全く無い。


ぶっちゃけ、本当の美人なら何年経っても飽きるわけねえだろうが、というのが超個人的な見解である。そんな、iPhone の新しい機能も総動員して、愚にも付かない雑談に乗せたキリンビール9月号だ。



2014年9月23日火曜日

プチ芸備線

米子から帰りがけの駄賃、芸備線である。

標題にするのも痴がましいほど、濃い目な内容は無い。

それはもう、薄過ぎて芸備線に申し訳ないぐらいである。あくまでもプチであり、何だったらほんの芸備線でも、ちょっと芸備線でも良かったのだ。

ほとんどその場のノリで巡っているに過ぎない、鉄道ワサビシリーズである。

これで、やっと溜まっていた先月分が全て消化できるのだが、あまり短期間に気張っても、後々にしわ寄せがくるだけということが、よおくわかった八月でもあった。

そのせいか、折角気候も良くなった九月はさっぱりで、見事に外してしまった感は否めない。

これも巡り合わせと諦めているが、さて十月分のネタはどうしたものかな。


2014年9月21日日曜日

米子と山陰本線

伯備線から回った、米子編である。

生山から先の国道は、けっこうややこしく入り乱れており、このあたりは何度来ても道に迷いそうになる。

県道8号線から、最初に合流するのは国道183号線である。だが、暫く行くと三差路に出会し、その両方向が国道180号線となっている。

その付近にある道路標識には、左は松江・米子(国道180号)、右は鳥取・根雨(国道180号)とあり、まるで米子は島根県であるかのような表記にも見える。

ま、実際感覚としては、それほど間違ってもいないような気もするのだが、厳密には米子は鳥取県である。(いやいや、厳密でなくても鳥取県だろう)

それよりも、今まで走ってきた国道183号線はいったいどうなるんだ、という疑問がここで湧いてくる。

おそらく、どちらかの道の下に埋っているはずなんだが、その表記を見る限り判別は出来ない。


2014年9月20日土曜日

流されて、iPad nano?

そんなわけで、iPad nano である。

いや、本名は iPhone 6 Plus というらしい。

ほんの数カ月前、iPhone 5s に変更したばかりなのに、この時期に故あって、またもや機種変更である。アップルイベントを見た時点では、全く考えていなかったのだが、…。

今回の iPhone モデルは大小2種類あったが、小を選択しても従来の iPhone 5/5s よりは大きくなる。どうせ大きいなら、それを価値としてより大きい方を選択した。毒を喰らわば皿まで、である。

アップル製品のご他聞に漏れず、機能的にも色々差別化されているので、現時点で全部入りを選択しておけば、後悔することもあるまい。

ぶっちゃけ、バカバカしいほどデカイ。手に余るというか、手が足りないというか、携帯電話としてはアホかというぐらいに大きい。

サイズ的には、一万円札×71枚程度という話を聞いて、たまたま財布にあった百万円の札束で試してみたら、なんだ大したことはないなという印象で、無理をすればポケットにも入らないわけでもない。

ま、冗談はさておき、いくら笑いを取るためとはいえ、勇気が試されるサイズであることは確かだ。

だが、標題の通りこれを iPad として見れば、それはもうホントに笑っちゃうぐらい小さく薄く、そしてなにより軽い。セルラーモデルの iPad mini Retina と比べたら、重さなんか殆ど半分しかない。

実際メインで使用しているのは、それ以前の iPad3 だし、重さも大きさも比較にならないほど違う。それでいて、画面は iPad Retina モデル並の解像度は確保されている。

おまけに、従来の iPad の各モデルにはなかった、電話としての機能もある。(つい忘れそうになるが、もともと電話だしね)

通話という意味であれば、キャリアに依存しない方法も含めると全く無かったわけでもない。だが、通話の相手を選ぶようでは、何かと仕事上でも都合が悪い。

ただ、電話機能に対する要求は年々減ってきて、コンピュータとしての使い勝手の方が優先されている現状を考えると、従来の携帯電話としての要求サイズも変わってくる。

ニュートンメッセージパッドや、パームパイロットの時代を思い出してみれば、理想的とまでは言えないまでも現状の iPhone には、とりたてて大きな不満があるわけでもない。

そんな、最近の動向に流されてみるのも一興だろうと思う。

最初に実物を手にした瞬間は多少躊躇したが、美人は3日で飽きるし、ブスは3日で慣れるの例えもある。

いっぺんでいいから飽きてみてえものだと、常々思うところでもあるが、果たして iPhone 6 Plus、飽きるのか慣れるのか、3日後が楽しみである。


…ということで、ヒトツよろしく。
2014年09月某日 Hexagon/Okayama, Japan

http://www.hexagon-tech.com/
[2014.09.20] 流されて、iPad nano? 〜より転載&加筆修正

伯備線、再び

サンライズ出雲のついでに回った、伯備線を少々。

昨年暮れに、ジムニーの試乗を兼ねて訪れた伯備沿線である。季節柄、若干中途半端とは言え、県北らしい絵が撮れたことに気を良くしていた。

当時は駅よりも、どちらかといえば沿線の風景をメインにしていたのだが、一連の鉄道ワサビシリーズ(侘寂、略してワサビ?)にも含めておこうと考え、県道8号線をそのまま北上したのである。

特急列車の運行がある路線というのは、さすがに鄙びた駅舎や、サビの効いた景観を期待するのは無理がある。

これは、あくまでもごく個人的な見解であるが、写真に取りたくなるような風景というのは、駅周辺の景観はもちろん重要だが、駅舎やホーム、そして線路のレイアウトなんかも結構気になる要素となる。

線路のある風景というのは、それだけで郷愁を誘うところがあり、極論すれば必ずしも列車が写っている必要はないのである。

撮り鉄の風上にも置けない不届き千万な意見かもしれないが、もっと言えば、列車が邪魔になる場合もあったりするのだ。(☜暴論だ)


2014年9月16日火曜日

LCDビューファインダ

例の LCD ビューファインダ(LVF-01)その後の情報。

どうやら、カメラ本体への取付は三脚穴を使うらしい。

取付自体は、汎用品にありがちな両面テープによる接着よりは強固になるだろう。だが、L型ブラケットのようなアクセサリは同時に使用できないし、他にも色々と問題がありそうな予感がする。

また、LVF-01 の取付ステー側にも三脚穴(あって然るべきだと思うが)がなけりゃクイックシューや、へたすりゃそのままでは三脚への取付も出来ない可能性もある。

もちろん、メリル世代への取付など絶望的で、それこそ切った貼ったを覚悟でないと、どうにもならないのは確実だろう。問題は、そこまでやってみる気にさせる、価格設定になる可能性も限りなく低い。

ま、思いつきで言ってみただけなんだけどね。

それにしても、画質に関する否定材料ばかり探していたような気がするが、その特異なデザインからも、従来よりの運用に何かと転換を強いられそうな気がしてきた。

結局、現状では様々な汎用品を使って、自分なりにカスタマイズする方が納得出来るモノに近づけやすい、ということなのかもしれない。

ぶっちゃけ、個人的な理想は、ティルト可能な iPhone 並の解像度を持つ背面液晶(タッチパネルはいらない、というかそうであってはならない)に、脱着可能な LCD ビューファインダを標準装備である。

ついでに、ワイヤレスが無理なら有線接続でも一向に構わんが、液晶自体も脱着可能でレリーズ機能を持ち、ボディ底面と左側面にはアルカスイス互換のクイックシューが、一体でデザインされたボディだ。

もちろん、それにメリル以上の解像感を実現するセンサを搭載したカメラだな。…と、妄想してみる。

たぶん、三回ぐらい休みになっても無理だろうな。


…ということで、ヒトツよろしく。
2014年09月某日 Hexagon/Okayama, Japan

http://www.hexagon-tech.com/
[2014.09.16] LCD ビューファインダ 〜より転載&加筆修正

2014年9月14日日曜日

因美線リベンジ:後編

九月に入った途端、もう秋に突入したような気候だ。

折角、良い気候となってきたのに、今月に入ってまだ一度しか写真が撮れていない。それも、序での序でに過ぎないもので、イマイチ盛り上がりに欠ける。

天候も不順な先月は、よせばいいのに何度も不毛なチャレンジをしたせいか、少々撮影意欲も減退気味である。

お世辞にも使い勝手が良いとは言えない、シグマ謹製のソフトでその上、枚数ばかり多くあまり内容が無いせいで、これはもう現像疲れかもしれないな。

iPhone 6 やら dp1 Quattro やら、何かと人心を惑わせる事柄も多い今日この頃。

こんな時は何か新しい機材など、写真に対するモチベを高める、刺激が欲しくなるものだ。

不本意ながら、そんな贅沢は言ってられないので、撮り合えず因美線リベンジの後編である。


2014年9月12日金曜日

dp1 Quattro & LVF-01

SIGMA dp1 Quattro の発売が、十月に決まったようだ。

後編の内容も未だ完成していないというのに、こんなことを書いている場合ではないのだが、一応シグマからメールが来たので確認だけでも、と思いサイトを訪れて驚いた。

従来より DP Merrill シリーズでは、フッドアイ(HE-3XA)という、汎用品のビューファインダを必修アイテムとしている。

屋外で安定した撮影スタイルを得るには、腕を伸ばしてさほど見易くもない液晶を凝視しながらでは容易ではない。そんなデザイン一辺倒な現状には、常々疑問を感じていた。

できれば、デザインもキッチリ本体に合わせた純正品があれば、と以前から考えていたし、シグマにも事あるごとに提案めいたものをメールしていたという経緯もある。もちろん、理想は最初からそれを含んだ、トータルデザインによるカメラである。

しかし、その甲斐があってなのかどうかは分からないが、今回の dp1 Quattro の紹介サイトのトップに、なんとメーカロゴ入りの紛う事無き純正品のビューファインダを付けた、dp1 Quattro の写真が掲載されているではないか。

正式名は、LCDビューファインダー(LVF-01)というものらしい。

未だ、販売価格は決定されていないようだが、少なくともレンズ以外はほぼ共通している、dp Quattro シリーズ全機種には対応するものと思われる。

まあ、画質に関しては、その根源となるクアトロセンサに対して決別宣言までしたのだから、こんな周辺機器ごときに誑かされていてはイカンのだが、これは結構グラッと来るものがある。

今回は、1回休みを決め込んでいたのに…、まさかメリルには対応してねえよなあ。

さて、これは由々しき事態になってきたが、一体どうしたものか。


…ということで、ヒトツよろしく。
2014年09月某日 Hexagon/Okayama, Japan

http://www.hexagon-tech.com/
[2014.09.12] dp1 Quattro & LVF-01 〜より転載&加筆修正

2014年9月11日木曜日

因美線リベンジ:前編

予告や前振りがあったからといって、過大な期待は禁物である。

しつこいようだが、各標題の後ろには、目には見えないかもしれないが、練習という文字が隠されていることを忘れてはならない。

今回も、現像作業に入ってから、ああすれば良かったこうするべきだった、みたいなものは山ほどあったのだ。

いつも反省材料の1つとして、挙げられることの多い事前の調査であるが、実際に訪れてみてから受ける印象が、大きく異なる場合も少なくない。

アマゾンやヨドバシ、もといヒマラヤの秘境を目指しているわけでもない。所詮、日帰りで回る県内の行程だ。

今回のように、その気になればお手軽なリベンジも可能な路線の場合、あまり綿密な計画を立てるよりお気楽に回る方が性に合うし、何かと面白い。

事前に予備知識を仕入れても、余計な先入観が邪魔をすることもある。今の時代、その気になれば現地で土壇場になっても、同じ情報は手に入るのだ。

そんな言い訳を考えながら、例によって大した準備もせず訪れた、因美線である。


iPhone 祭り

毎年恒例の iPhone 祭りである。

今年も例年通り、予想から大きく外れることもなく、事前のリーク情報と称する噂どおりの内容だ。

近年電話としての機能は、どんどんその他大勢の一部に追いやられ、未だに電話屋が売っていることが不思議なぐらいの携帯端末である。

コミュニケーションツールとしての携帯電話も、その通信機能を通話でしか発揮できないのでは、時代の要求を捌き切れないところまで来ている。

搭載されるカメラの性能も、画素数こそ前年モデルと変わらないが、今回もさぞや様々な工夫が盛り込まれているに違いない。

液晶画面に関して、数年前ならよもやハイビジョンレベルの画像が、手のひらに収まる形で現われようとは思っていなかった。というか、携帯電話に対して、そんな潜在的な要求さえ一般には無かったろうし、いくら過渡期とはいえ、こんなデカイ電話が登場するとは予想できない。

技術的には可能であっても、要求がなければ実現しないものはある。だが、なぜか要求があっても、なかなか実現しないものもある。

どうしてデジタルカメラの背面液晶には、携帯ごときで実現できるモノでさえ採用されないのか。専ら、高画質な写真を扱うことが目的の機器でありながら、そんな要求も無いとは、どうしても考えにくいのだが。

端末のサイズに関しても、国内と諸外国ではその求められる大きさも多少異なるはずだが、グローバルであることを以て良しとするなら、時流に合わせるしかないのだろう。

その大きさも、留まるところを知らないかのようで、もう iPad mini なんか要らねえぢゃん、というのが個人的な感想である。

ただ、通話機能を優先したいという要望も少なからずあるはずだが、ある一定数を越えない限り、そのような要求は無かったことにされるのは、あらゆる業界においてここ最近の傾向である。

何処からもそんな要求など全く無いのに、何もかも犠牲にしてまで、ただひたすらに小さくすることにご執心で、やっちまった感一杯だったのが、ソニエリのプレミニである。しかし、今となってはそれさえ懐かしい気がする。

ま、Watch に関しては、いくらアップルがバカでもまさかあんなモノは出すまいと、個人的には考えていた。だが、見事に裏切られたことが、今回唯一予想外だったかもしれないな。

こちらも、やっちまった感で一杯だが、果たしてアップルは宝飾屋にもなれるのか、それとも某社のように成り果てるのか、来年が楽しみである。

以上、業務連絡でした。


…ということで、ヒトツよろしく。
2014年09月某日 Hexagon/Okayama, Japan

http://www.hexagon-tech.com/
[2014.09.10] iPhone 祭り 〜より転載&加筆修正

2014年9月7日日曜日

雑談と因美線リベンジの前振り

長月、菊月、9月である。

30日しかないのになんで長月なのかは知らないが、たぶん陰暦絡みで、別名菊月というぐらいだから、要するに概ね秋の入口ということなんだろう。

先月27日、SIGMA Photo Pro 6(ver. 6.1)の公開延期の発表があったばかりで、明けて9月3日には現行版のマイナーアップデート(ver. 6.0.6)の連絡がきた。

従来は、だいたい金曜日に発表というのがお約束だったが、最近は水曜日が定番になったのだろうか。

一応、数少ないシグマ製カメラのいちユーザとしての感想を述べておくとしよう。とりあえず、SIGMA Photo Pro 6.0.6 における画質改善について、雑談を一席。