2011年7月28日木曜日

ライヨン:その後

何やかやで、都合4〜5回ほど初期化インストールを繰り返してみたものの、未だに着陸点を見出せないでいるライオンズ。

ズ、というのはライオン同士で実現できる機能(たとえば、Air Drop とか、Air Drop とか、Air Drop とか…)をためして見るためには、複数台の Mac にインストールしてみる必要があるからだ。

事前に明らかになっていた、旧ソフトが使えないことはあたりまえとしても、どう考えてもこれはバグだろうと思える現象が多過ぎるような気がする。

新しい機能については、まだまだこれからという視点で評価されるべきであるが、従来から実現されていた機能までがマトモに動作しないことにも閉口する。

唯一、アップデートしてよかったと感じたのは、スクリーンセーバで iTunes Artwork を選択した時、表示されるジャケットにポインタを重ねると再生ボタンが表示され、当然のことながら再生が始まることだ。

ずいぶん以前、たしか最初に iTunes Artwork がスクリーンセーバに登場した当時のグチに、ぜひ再生できるようにして欲しい旨、要望を書き散らかしたことがある。

あれから何年経過したのかさえ記憶の彼方だが、やっと実現された。

ただし、(…いつもただしがつくのも心苦しいが)画面復帰のために画面右下に表示されるボタンは、現状ではなぜか無反応で機能しないこともあったりと不安定。

復帰のためには、キーボードを叩く必要があるが、ま、この程度はご愛嬌といったところか。

しかし、よくこんなもんがゴールデンマスターを通過したものだと感心するのだが、やはり世界中を巻き込んだベータテストを敢行した方が、後々の為に良い結果を生むのであると信じよう。

たぶん、人柱になるということは、そんなもんだろう。

[07/31:追記]
システム環境設定内のテストでは機能しないが、スクリンセーバとして開始してやれば機能するようだ。また、一度でもこのスクリーンセーバが働くと、iTunes に「iTunes アートワーク・スクリーンセーバ」という長い名前のプレイリスト作成される。
ここに適当な楽曲を登録しておけば、それを選択してくれるのかと思ったが、単に再生中のアルバムが一時登録されるだけで、それほど凝った仕掛けがある訳でもない。
純正の Magic Mouse や Magic Trackpad ではスクロール操作で画面が復帰してしまうので、右下の終了ボタンがなぜ必要なのか、不可解である。今時スクロール機能もないマウスを使用しているユーザがどの程度いるのかは不明だが、そんな古いタイプのマウスが搭載されていた Mac でライヨンをインストールできるとも思えないし、ますます謎は深まる一方だ。
ただ当初、画面サイズが比較的大きめの iMac で動作確認をしていたのだが、デスクトップで感じたこの新 OS の使いにくさは、画面が小さい MacBook Air 11 インチでは評価が一変する。
結論めいた評価ができるほどまだ使い込んだ訳ではないのだが、複雑なマルチタッチの機能も一通りマスターしてしまえば、スノレパとは比較にならない、一種の快感さえ覚えるほどの快適さなのである。
あの鬱陶しいウィンドウ復元機能も、フルスクリーンモードも Mission Control や Launchpad でさえも、外に持ち出し頻繁に作業が中断するようなノート型での使い方では、…。
ちなみに、それほど話題にもなっていないが、OS X Lion がプリインストールされた Mac では、iWeb は含まれていない。いつのまにか、iLife ファミリーからも外されてしまったようだ。
くそ~、このままうやむやのうちに切捨てか(合掌)
詳細は、また後ほどあらためて。
… ということで、ひとつよろしく。

2011年07月某日 Hexagon/Okayama, Japan


[2011.07.23] ライヨン:その後〜より転載&加筆修正

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