2015年4月28日火曜日

4月の定点観測:2015

またまた、2週間以上も更新をサボってしまった。

雑談ネタに窮しているわけでもないが、逆にあり過ぎるのも困ったもので、それに伴う写真が撮れていないことが、一番の原因だったりもする。

そんな時は、恒例の定点観測に託つけて晒してしまおうというのが、最も安直で便利な口実である。

今月の定点観測も、実際の撮影自体は上旬に済ませていたのだが、なかなか現像に取りかかるタイミングが掴めずにいた。結局、ロクに内容も確認せず、未現像のまま中旬以降までズルズルと引張ってしまうことで、都合4回も訪れることとなってしまった。

当初、代車で借りた VW up! のことも、それに関連した写真も少ないし、定点観測の序でに紛れ込ませようかとも考えていた。

だが、毎度のことながら書いている内に想定外な長文になってしまい、なかなか up! 出来ないでいる。原因は単なる個人的な拘りに過ぎないのだが、例によってページ構成のバランスが鶏肉炒め(笑)なんである。

ま、別にいまさら賞味期限があるような話題でもないから、いずれ不良在庫の写真でも溜まってからでも遅くはあるまい。

四月も後半に入ってから、春らしい晴天に恵まれることも多くなってきたので、やっと重い腰を上げるキッカケにしようと考えた、キリンビール4月号だ。


未だ、負の連鎖は断ち切れていないようで、今度は、今年15年目になる炊飯器が寿命を迎えた。

さすがに、この年代の家電製品を修理に出すのは、メーカに対する嫌がらせにしかならないと思うので、諦めて新調することにした。

しかし、そのジャンルの豊富過ぎるラインナップからは、いったい何を選べば良いのか判断基準も持ち合わせていない。

家電製品の場合、以前は適当に立ち寄った量販店の店頭で、店員の勧めるまま即決というのが当たり前になっていた。だが、対面販売ではない通販を利用する場合は、多少なりとも個々の製品に興味を持って、積極的に調査することも必要であろう。

で、白物家電にはあまり興味もないのだが、一応ネットで調べてみた。

それによると電気炊飯器の場合、一般的な家庭用ブレーカ容量に伴う火力の限界などとの兼ね合いで、あまり凝ったところで高が知れているらしい。電子レンジを始めトースターや珈琲メーカなど、特定の時間帯においては、台所のブレーカは電力の奪い合いが避けられない。よって、たまに落ちることもある。

高級品に属するジャンルには、見るからにその効果も極めて怪しい内釜をウリにしているモノが多いが、その殆どがオカルトレベルといっても過言ではない。

その結果、消費電力の大きいIH型や、耐久性やメンテナンスの点でイマイチ不安もある圧力型などを避けて、コンサバなシーズヒータ式、いわゆるマイコン型と呼ばれるモデルを選択した。その方が価格的にも有利で、運良く十年以上もってくれりゃ、コスパもそれほど悪くないだろうと考えてのことである。

従来は 5.5合炊きを使っていたが、ここ最近は2合以上炊くことは希なので、あえて3合炊きを選択した。価格の面ではさほど安くもならないが、無駄に大きなものを選んでも邪魔になるだけという判断である。ところが、実物を目にした印象は、内釜が小さいだけで外形サイズでは、それほどコンパクトになった感じではない。

炊飯に必要な機構などを考えれば、多少容量が減ったところで、全体に関わるダウンサイジングには、大きな違いにはならないのだろう。

それ以上に残念なのは、15年前の炊飯器に比べて、炊飯時間が大幅に短縮されたわけでもなく、また肝心の炊き上がったご飯も感激するほど美味かった、というわけでもない。

ま、以前と比べて不味くなったわけでもないから、とりたてて論う問題でもないのだが、家電製品にとってこの15年はいったいなんだったのだろう、という疑問も湧いてくる。

モノの進化を実感するためには、十分な歳月だと思っていたのだが、こと白物家電においては、既に完成の域に達してしまっていたのかもしれない。実際のところはどうなのか、今後の実戦投入により明らかになるだろう。

いずれにしても、よっぽどの問題でも発覚しないかぎり、この話題に言及するのはおそらく当分先の話になるだろうし、またそうあって欲しいものだ。



…ということで、ヒトツよろしく。
2015年04月某日 Hexagon/Okayama, Japan

http://www.hexagon-tech.com/
[2015.04.28] 4月の定点観測:2015 〜より転載&加筆修正
なお、本家には余談と写真も多数貼ってあるので、こちらもヒトツよろしく

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