2015年12月30日水曜日

12月の定点観測:2015

今年も押し迫って、もう明日は土壇場の大晦日だ。

ここ何日か、やっと冬らしい寒さが戻ってきたようで、近場の移動もセローではそろそろ辛くなってきた。

最近、乗る機会が減っていたミニだが、乗らなくても部品の劣化は避けられず、故障は割とまめに発生する。

先日など、ブレーキランプが全く点灯していないことに気がついたのである。夕暮れ時、信号待ちでブレーキを踏んでいるのに、バックミラーに映った背後のトラックの前面が妙に暗い。試しに何度か踏み直してみるが、何の変化もない。

慌てて脇道に逸れ、壁際へバックで近づけて確認してみるが、やはり点灯していない。早めに修理しておかないと追突されても面白くはないし、そうでなくても対戦相手によっては、イチコロな可能性も高いミニである。

早速、萬治屋の社長へ連絡、左右同時に玉切れとは考え難いが、いったい何が原因だろうかと問えば、即座にセンサースイッチの故障だろうという答えが返ってきた。ブレーキベダル上方にある、スイッチの不具合が原因で発生するいわゆる定番らしい。ペダル操作で、誤って蹴飛ばしたりした場合でも起こるので、単に外れただけなら繋ぎ直せば良いとのことだ。

やおら、運転席足下に潜り込んで確認してみるが、ダクトチューブなどもやたらに入り組んでおり、辺りはもう暗くなり始めているせいもあって、目視では直ちに発見出来そうにもない。もし、部品そのものが悪けりゃ結局修理に持込むことになるので、交換部品の在庫があることを確認した上で、そのまま中撫川のショップへ向かうのが得策と判断した。

案の定、カプラが外れたことなどが原因ではなかった。配線直結では点灯しているので、もちろん玉切れでもなく、スイッチそのものの故障であることが確定した。

ただ、最近入手可能な互換品は、あまり出来が良くないからこれも果して何時まで持つのやら分からない、などと修理完了早々にも拘わらず、いきなり不安になるような話も聞かされる。

なんでも安くなってくれるのは有難いが、品質もそれなりのモノが増えているようで、だんだんミニの互換部品もそんな選択肢しかなくなってきているようだ。従って、至極当たり前の話なんだが、旧い車に乗っている限り、以下のような仕業点検も必修項目となる。

◎ブレーキランプを始め、灯火類全般の点検
◎冷却水及びブレーキオイル、エンジンオイルの点検
◎タイヤ及び足回り全般の点検

ま、そんなわけで、命が惜しけりゃ点検を怠るべからずという認識も新たにした年末、今年最後のキリンビール12月号だ。


今月は、なんと一回だけの訪問となった定点観測。

どうやら、従来は早朝アロンの散歩に実家に出掛けた序でに廻る、というパターンが染みついていたようだ。

月の内に何度かは、客先へ廻る途中に時間調整も兼ねて寄って行けば丁度良い時間になっていたのだが、そんな習慣も無くなってしまうといささか調子が狂う。

気がつけば、月末近くまで定点観測の現場を一度も訪れていない。そんなことに、驚いている自分が可笑しくもあるのだが、せっかくここまできたのだから、土壇場になって途切れさせてしまうわけにもいくまい。

いずれ、何かのアクシデントなどで続けられなくなることだってあるかもしれないし、何事も継続は力、マンネリも定番と割切って、もう少し続けてみよう。

前述のとおり、今月はたった一日限り、現地滞在時間にしても僅か20分程でしかないのだが、撮り始めと終わりでは随分と印象の異なる絵柄になったように思う。

現場到着早々には、今年最後になりそうな定点観測も、あまりパッとしない曇天の空模様で手を打つしかないのかと、少々落胆気味だった。

いつもより、少し遅めのもう昼が近い時間帯だが、この日の雲の動きは速い。工場背景に沈滞した雲も程なく晴れたので、短時間とはいえ割と多彩な空模様が撮れた。

振り返れば、定点観測としては 2013年12月のキリンビール12月号あたりが、そもそものスタートだったように記憶している。よって、かれこれ二年ほどになるのだが、 まあその出来不出来も含めて、毎度いつもどおりなわけである。

今年は、しばらく遠ざかっていた単車趣味が復活、それに伴い、これまたご無沙汰のアウトドア道楽にまで火が点いてしまった一年だったように思う。

また、 年も押し迫ってから刃物関連の道楽も再燃するなど、これまで以上に火の勢いも強く、あらゆる方面に燃え広がっている。果して、鎮火するのは一体いつになるやら、今のところ先が見えないのである。

写真趣味の方は、相も変わらず低空飛行が続いている。一方カメラの方は、シグマのおかげで急速に興味を失いつつあり、これ以上投資する可能性もないから、経済的にはある意味助かっているといっても過言ではない。

撮影機材の方も、現時点での要求に対して十分ともいえるだけのものが一通り揃っており、現状とりたてて不満はないレベルを保っている。願わくば、現有機種が大過なく、そして末長く使えることを祈りたい。

などど、今年を総括してみると、やっぱり相変わらずな一年であったような気がする。

そして、来年もそんな年になるといいな、と切に願うばかりである。


…ということで、来年もヒトツよろしく。
2015年12月某日 Hexagon/Okayama, Japan

http://www.hexagon-tech.com/
[2015.12.30] 12月の定点観測:2015 〜より転載&加筆修正
なお、本家には余談と写真も多数貼ってあるので、こちらもヒトツよろしく

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