おかげで更新頻度は増したものの、八月九月はちょっと飛ばし過ぎな感があったことは否めない。元々、気紛れで書いている与太話など、興が乗ればいくらでも書けるわけで、内容など殆どない雑談と余談しかないのである。
それでも興も乗らないにもかかわらず、無理して書いたことも全く無かったとも言えない。せめて、後になってからやるんぢゃなかったと思えるようなものを極力減らそうという、努力目標みたいなものは漠然とでも据えてみようと思う。
ま、今年は少しペースを落として、質の向上に努めたい。
カメネタ関係では、今年もシグマ一辺倒で行く(逝く)ことに大きな変化はないが、DP Merrill シリーズにも新製品が期待される。
基本性能には不満はないものの、もう少しムリが効くカメラへと進化してくれると有難いのだが、このあたりはアップルにも共通した不満でもある。
願わくば、アップルネタでもう少し楽しく苦言を呈することができれば良いのだが、憤りを通り越した脱力感ばかりがモチベを妨げる、悲しい現状である。
モバイルディバイス企業としては絶好調なのかもしれないが、そろそろその内容というか Mac との連携を含めた質の向上に努めないと、市場規模がぱない大きさに拡大していることで、割と簡単に減速、最悪ひっくり返ってしまうこともある。
2007年に、アップルコンピュータという社名から、コンピュータを外したことは、たとえそれがスティーブの意向であったとしても大きな間違いであった、と個人的には感じている。
あれから、既に六年以上も経過しているが、少なくともハードウェアメーカとしては、基本的にやっていることに大きな変化があったとは思えない。いくら社名からコンピュータの文字を外そうが、過去も現在も、そしておそらく未来も、アップルが作るのは紛れもなくコンピュータである。
にもかかわらず、アップル自身ががそれを忘れているかのように見える現状は本末転倒であり、せっかく苦労して培った資源や資産(遺産)の無駄遣いに思える。
その出来不出来はさておき、OS X を(実質)無料化した時点で、ハードウェアメーカであることを明確に提示したのだから、総合的なハードの魅力を引上げる、要するに磨きをかけることに注力すべきである。
総合的なハードの魅力を引上げるのは、見かけのデザインなどではなく、ソフトウェアであることは、今さら外野から言われるまでもないことだろう。
もちろん、ユーザの立場からはアップルに対して、多少見かけは悪くてもなどという甘えを許すつもりは毛頭ない。
本来アップルが為すべきことは、社名からコンピュータを消し去ることによる安易なイメージ操作などではなく、コンピュータそのもののイメージを根底から変えてしまうことであるはずだ。
とまあ、今年もこんな調子で続けるつもりなんで、やっぱ従来通りになるような気もする。
…ということで、今年もヒトツよろしく。
2014年01月吉日 Hexagon/Okayama, Japan
http://www.hexagon-tech.com/
[2014.01.01] 謹賀新年 〜より転載&加筆修正
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