SIGMA DP2 Merrill の追加導入以来、何かと撮影機会は増えているものの、なかなか質的な向上が伴わないのが実情である。
来月からの増税に伴う、駆け込みを当て込んだ年度末商戦の最中、写真機材の中にも以前と比べて、大きな価格変動があった製品も少なくない。
しかし、増税前に既に値上げをしている掟破りな製品もあったりするので、仕掛けられた罠に嵌まらないよう、購入前には最新の(細心の?)注意が必要になる。今さらながら、世知辛い世の中を垣間見る思いである。
たまにアクセス解析を眺めて見ると、物撮りの練習を兼ねて昨年10月頃に書いた「沼の楽しみ方」のページが、その他に比べて異様に多くカウントされている。
ま、だいたい本文中に特定の製品名を連呼しておけば、検索にも引掛りやすいというだけの結果に過ぎないんだが、ドマイナーなシグマのカメラや、サンウェイフォト(Sunwayfoto)製品に関する情報も、その絶対数が極めて少ないのが主な要因だろう。
でなけりゃ、こんな銀河辺境のサイトなどを訪れるような酔狂な者はいないはずだし、そう信じていないとあまり好き勝手ことも書けなくなる。
とはいえ、人道支援の一環と称して地雷のように仕掛けたアマゾンのアフィリエイトにも、思いの外多くの方々にご支援ご協力を賜り、たいへん恭悦至極に存ずる次第であります。
よって、危険ですから駆け込みはおやめください、とも言えない大人の事情もあるのが悩ましいかぎりだ。
で、今後ともヒトツよろしくと感謝の気持ちを込めて、昨年来少しづつ変遷を遂げてきた機材について総集編的なものを、また、新たに導入した自由雲台(Sunwayfoto FB-36)について、その使用感などを書いてみることにした。
自由への回帰などとカッコつけているが、その不自由度を嫌って避けてきた自由雲台(ボール雲台)に関して、ただ単に一周してムシロ便利?みたいなノリに過ぎない。だが、全く新たな発見が無かったわけでもない。
例によって、長文大作になりそうな予感がするので、取りあえず少なくとも、次回の一回目は総集編の予定である。
機材関係の話になれば、与太話のネタは尽きないものの、はたして完結に至るのかどうかさえ怪しい。
ただ、こうやって尻に火を点けときゃ、いくらなんでも後には引けまい、と大風呂敷を広げて自らを追い込むのが狙いだ。
晒し物にする写真の選択や現像など、いろいろと準備の都合などもあって、要するに序章と称した時間稼ぎである。
…ということで、ヒトツよろしく。
2014年03月某日 Hexagon/Okayama, Japan
http://www.hexagon-tech.com/
[2014.03.28] 自由への回帰:その序章 〜より転載&加筆修正
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