シグマのサイトで、公開されている情報をいろいろ見た感想を少々。
上からみると、デッドスペースになってしまう空間が多く、いかにもバッグに納まりの悪いデザインに見える。(いや、デザイン自体は悪くないと思うが、どうにも収まりがね…)
次期機種は、液晶の高解像度化と可動型を期待したんだが、どちらも実現しなかったのが残念でならない。
インデックスを見る限り、撮像素子はほとんどボディ前面なんだから、いっそ鏡銅内に組込んでしまって、ボディごと液晶を可動(ティルト)させるようになってくれたら良かったのに。
その方が、他社のようなバリアングル液晶にするより、機構も複雑にならずに済むし、鏡銅とボディを両手で持ってグキッと捻る撮影ポジションなら、持ち替えなくて済むのでメリットは大きいと思う。
ま、要するに Cyber-shot F-505K みたいになんだが、それやると如何にもパチったことがバレるよなあ。S●NY はアホだから、DSC-F828 を最後に止めちまったが、アレはアレで結構気に入っていたデザインだった。
SIGMA dp Quattro シリーズ、どう見ても本体が薄いことのメリットより、幅が広いことのデメリットの方が目立つように感じるが、実際のところどうなんだろうねえ。
本体をいくら薄くしてもフッドアイ(HE-3XA)みたいな、ビューファインダーを付けているような者にとっては、恩恵は少ない。
どうせシグマは、レンズを小さくする気など全くないだろうから、ハッセルブラッド(503C)のように、奥行き方向に延ばして幅を狭めてくれた方が、有難い気もする。
カメラ本体だけでなく、Foveon 自体も何かと問題の多いセンサーだが、今回もトリッキーな方法で改善策を打ち出しているようである。
画質に対して良い影響が出るなら、どんな方法でもかまわんと思うが、あくまでも Foveon らしさ、写真らしさを失わないで欲しい。
個人的には、シグマに対して宴会でも使えるカメラなど、全く期待していない。(そんなもん iPhone で十分だ)
DP2 Merrill もたいへんお安くなって、心動かされる今日この頃であるが、今週から始まる CP+2014 で弄り倒してくるであろう連中の報告が、今から楽しみである。
…ということで、ヒトツよろしく。
2014年02月某日 Hexagon/Okayama, Japan
http://www.hexagon-tech.com/[2014.02.11] SIGMA dp Quattro 〜より転載&加筆修正
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