2013年12月15日日曜日

伯備線遠征:其の壱

12月に入ってから、なにかと仕事が立て込んで写真を撮りに行く時間も取れなかったが、やっと先日一日だけ出掛けることができた。

紅葉の時期は、スケジュールが合わず逃してしまったので、それなら雪景色でもと思い伯備沿線を辿ってみたのである。

もちろん、この季節に県北へ向かうのであるから、当然ジムニーの試乗も兼ねており、ついでにあわよくばサンライズ出雲にも再挑戦してやろうなどと、たいへん欲張った計画だ。

撮り合えず、今回は「サンライズエクスプレス:リベンジ3編」といったところか。(^^)

前回の反省により、バックアップや動画などは言うに及ばず、連写に頼らずワンショットに賭ける DP3 Merrill の一本勝負である。と、エラそうに気合いだけは入っていたのだが、準備に手間取って出発が遅れてしまった。

今回の撮影地点である布原には、とても予定時刻には到着できそうにないので、前回と同様井倉駅手前の第7高梁川橋梁で妥協したのである。

周りの景観がイマイチなことは、前回の撮影で把握していたので、今回は風景は諦め多少アングルを変えて、列車にフォーカスすることにした。

出発前の調査では、20分程度の遅れという情報だったので、第7高梁川橋梁なら十分に余裕のある時刻だ。撮影準備を終えた直後に、鉄橋手前の踏切から警報器の音が聞こえてきた。

撮影データを確認しておくため、軽く練習でもしておくかと思いファインダを覗いたら、いったいどこで遅れを取り戻したのかサンライズ出雲、今回は珍しく定刻通りにやって来やがったのである。

フォーカスはマニュアルにしていたものの、最近露出オーバー傾向にあるため、本番ではマイナスに露出補正を掛けてシャッター速度を稼ぐ予定だったのに、…。て、シャッター周りのダイヤル回すだけなんだが、それさえ出来ないほど、まったく心の準備が出来ていない。

絞り開放のままで、タイミングにだけ集中することにしたが、液晶画面には シャッター速度 1/80秒と表示されている。これはダメだなということが、シャッターを押す前から判っていて虚しさを増長する。

結果は、当然被写体ブレである。現像時にマイナス1.5段の補正を掛ける必要があったことから、せめて事前の練習が出来ていれば、1/200秒は稼げた筈だが後の祭り。(リベンジ3:またもや玉砕)

背景の色合いも地味だし 1/500秒以上を期待するなら、やはり年が明けてもう少し日の出の時間が早くなってからの季節に挑戦した方が、無難であろう。

その後、布原と備中神代を経由して、伯備線沿いに県道8号線を神郷方面に向かって北上した。

生山(しょうやま)までの県道8号線には、伯備線を撮るなら絶好の撮影スポットと言える場所が多く、大変美味しい路線であることがわかったのが、今回最大の収穫である。

また、その後の日野、江府、伯耆溝口あたりまでの国道180/181号線沿いもなかなか景観が良いので、季節によってはまた改めて訪れてみようという気にさせる。

ま、その辺の写真は次回以降に、ぼちぼちと晒してみることにする。


…ということで、たぶんつづく。
2013年12月某日 Hexagon/Okayama, Japan

http://www.hexagon-tech.com/
[2013.12.15] 伯備線遠征:其壱 〜より転載&加筆修正
なお、本家には余談と写真も多数貼ってあるので、こちらもヒトツよろしく

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