2013年12月25日水曜日

Xmas モード終了

サンタが来た人も来なかった人も、このまま年末年始モードへ

今年もうちにはサンタは来なかったが、どうもこのところ、以前に比べて更新頻度が上がっているせいか、iWeb の調子が悪い。

ま、調子が良かったことなどあまりないんだが、最近顕著な不具合は、ページの主文を入力するテキストボックスが巨大なイメージに変換されて、アップロードエラーを起こすことだ。

オンラインヘルプを参照すると、以下のような説明がある。

以下、引用:
テキストが異なるコンピュータや Web ブラウザで同じように表示されるようにするため、「iWeb」では、アウトライン化されたテキスト、二重下線や取り消し線が付いたテキスト、特殊なフォントのテキストなどが、サイトを公開するときにグラフィックスに変換されます。このグラフィックは一見テキストのように見えますが、通常のテキストのように選択したりコピーしたりはできません。一部の図形およびその他の要素も変換されることがあります。

最後の、…変換されることがあります、というのが如何にも怪しい。

たしかに、取り消し線が付いたテキストなどがあったこともあるが、それでもイメージに変換されず、テキストとしてアップロード出来ていたので、この解説もあまり当てにはならない。

環境設定には、「テキスト・イメージング・インジケータを表示」というチェックボックスがあり、これをオンにしておくことで、メディアプレースホルダの内容がイメージに変換されることを事前に「知る」ことはできるが、それを簡単に防ぐ手はない。

iWeb の基本的な仕様では、各ページにおけるコンテンツの高さ方向の上限は 4,000 ピクセル、テキストボックスの最下限位置は 2,834 ピクセルあたりで制限されているようだ。数値入力による位置設定では、これ以上の指定を受け付けないが、矢印キーやマウスによるドラッグ操作では、なぜか可能になっている。

意図せずイメージに変換される原因は、このメディアプレースホルダという名のテキストボックスのリサイズ機能が、編集段階で上手く対応できていない場合が多い。

新しい文章を上へ追加していくと、いつのまにか下限の位置をその内容量に応じて、サイズの拡張が出来なくなってしまい、最後尾に+マークが表示されるようになる。

表示されていない領域があることを示す一種のインジケータのようなものだが、これが出るようになったら要注意である。フッターの位置も自動では下がらなくなって、苦し紛れに本来テキストである筈のボックスを巨大なイメージに変換してしまうのではないかと想像する。

不可解なのは、インジケータが表示されてしまったメディアプレースホルダの内容を全て削除して、インジケータが表示されなくなったことを確認してから新たに文字入力をしても、最初の一文字を入力した途端にインジケータが表示されてしまうことだ。

こうなってしまうと、フォントや内容物にいかなるも変更を施そうが、巌として受け付けない。場合によっては、二つも三つもインジケータが表示される。

この場合、公開せずそのまま保存してから再度 iWeb を起動すると、なぜか今度は何を入力してもインジケータは表示されない。もちろん、取り消し線が付いたテキストがあろうが無かろうが無関係であり、当然公開も問題なく出来るのである。

仕方がないので、別のダミーページを作成し、メディアプレースホルダの内容を全文コピペしておいて、本来のページのメディアプレースホルダを空にして保存。iWeb を再起動後、コピペし直しアップロードという、不毛な作業を繰返している。

ただし、公開後一度 iWeb を終了してしまうと、次回起動時にはまたもやインジケータが表示されてしまう。更新の無いページはアップロードされないので無視しているが、実際に内容を変更しなくても、スクロールさせただけで変更されたと認識するアホなバグが修正されていないので、細心の注意が必要だ。

根本的な解決策は、野放図に文章の追加を繰り返し、まるでトイレットペーパーのようになってしまったページをなんとかすれば良いのだが、管理上あまりページ数を増やしたくないという、個人的な事情も絡んでくる。

最近は、カメネタによる長文も増えてきているので、iWeb 内のブログページ(というには、あまりにもお粗末であるが)に転載して、メインページの文書量があまり増えないような工夫はしているが、結構な手間もかかる。

しかし、ブログページの方は多少長文になっても、メインページのようなイメージに変換される問題も発生していないので、テンプレート独自の問題である可能性もあり、対処療法しかないのが現状である。

てなことを言いながら、もう誰も使っていない iWeb なんかのくだらない長文を書いていたら、また新たな問題の要因にもなりかねないので、このへんにしておこう。

他にも数えきれないほどの不具合はある iWeb 3.0.4 だが、なぜかマーヴェリックス上でも動作しているので未だに使用しているが、風前の灯火であることに変わりはない。

次の風が吹いたら絶対消えると言われながら、すでに4年、最後のアップデートからも2年以上経過しているので、惜しまれながら消えていったその他アップルプロダクトに比べたら、iWeb の周りだけ真空状態になっているかのようだ。

要するに、アップルも留めを刺すことさえ、完全に忘れているだけなのかもしれない。


…ということで、ヒトツよろしく。
2013年12月某日 Hexagon/Okayama, Japan

http://www.hexagon-tech.com/
[2013.12.25] Xmas モード終了 〜より転載&加筆修正

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