2014年7月7日月曜日

メリル万歳

今日はタナボタ、もとい七夕(たなばた)である。

これといって、期せずして得するようなこともないし、季節の行事にも全く縁はないので、ただの月曜日だ。

そんなわけで、前回は SIGMA と心中改め、Merrill と心中宣言をやっちまったわけである。いつも公開してから後悔するのだが、いまさら更改するわけにもいかないので、少し言い訳をしておこう。

ネットで良く訪れるシグマ関連のサイトでも dp2 Quattro に関しては、熱烈歓迎派(まいっか派も含む)と完全失望派に別れている。

商売が絡んでいるサイトは、とりあえずどんな製品でも歓迎するのでこの限りでないが、中には早々に決別宣言までブチ上げた潔い御仁も居られるようだ。

また多くはないが、暖かい目で気長に待ちましょう派も存在する。

いずれにしても、当方のように買えもしないのにウダウダ抜かす戯言などは、無視されてしかるべき雑音でしかないが、発売開始とともにいち早く製品を購入した方達には、その発言も当然の権利である。

ただひとつ不安なのは、シグマ自体がこの現状をどのように捉えているのか、である。
(踏み絵?…とか、ぢゃねえよな)

それが見えてこないことには、潜在的購入希望者(そんなモノが認知されているかどうかは知らないが)として、身の振り方にも苦慮するのである。

営利企業である限りは、売上げたが勝ちであり、それが価値である。製品の多少の問題点も収支決算で帳尻が合うなら良しとされるのはいずこも同じで、アップルなどはこの典型だろう。

もちろん、アンケート調査でもあればボロクソに言ってやるところだが、まだ買ってもいないユーザに対して、そんな手間をかけるほど馬鹿でもあるまい。

技術的な問題に関しては、理解できる知識も論評する見識もないので、あくまでも外から見える商品としての売上動向から判断するしかないのであるが、現状では不買によってメッセージを伝えるしかないと考えている。

一応、メリル三姉妹はシグマに対してユーザ登録も行っているので、いずれそのうち「既存ユーザの裏切者リスト」みたいなモノでも作成された暁には、その統計資料の片隅にでも名を連ねることで問題提起をしようという、ささやかな抵抗である。

アップル製品に対しては、すでに不機嫌な沈黙に突入して久しいという経緯もあって、なかなか天岩戸から出るキッカケも掴めないでいるのだが、この上カメラ関係においても、不貞腐れて過ごすのも面白くはない。

できれば、なんらかの公式見解でも発表されれば、前途に光明も見いだせるのだが、シグマに何の問題意識さえも無いなら絶望である。


メリル万歳!



…ということで、ヒトツよろしく。
2014年07月某日 Hexagon/Okayama, Japan

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