iPad をアップデート後、強制的にインストールされた iWork のおかげで、iCloud 上に保存してあった書類のいくつかは Mac で開けなくなった。
Mac 版もアップデートしないと読込めない。iPad を iOS 7 にアップデートしたら最後、山猫でしばらく様子を見よう、などと悠長なことを言っていられないのだ。
もしくは、新バージョンの方でわざわざ ’09 用に書き出す手間をかけるか、未だにベータ版の Web 版を使うしかないのである。
iPad 版の iWork などアップデートするつもりもなかったにもかかわらず、勝手にやっといてこの始末だ。
仕方なく、Mac 版のアップデートをしようとしても DVD 版でインストールしたユーザにはアップデータが表示されない。
マーヴェリクスにすれば無料、などと大風呂敷を広げといて App Store では ¥2,000 の表示で、まるで悪徳詐欺にでも引掛った気分になる。
ま、実際には英語環境に切替えてからアクセスすれば、無料でアップデートできるのだが、知らないユーザはたぶん戸惑っているに違いない。
App Store のバグだろうという噂だが、いつまでたってもこんなバカバカしいバグを修正しないのは、いったいどういう了見なんだろう。
どうせ旧ユーザに対する嫌がらせの一環だろうが、まるでググレカス!と言われているようで、ユーザフレンドリーなどという言葉は、最近のアップルにとって死語と成り果てたらしい。
それならと、最近購入した製品で Apple Software Up-to-Date プログラムに申し込んでおけば、そのような罠にハマることもあるまいと考え所定の手続き行ったら、
「本製品のご購入元の販売店は、Apple 製品取扱店ではありません。」という理由で却下された。
Apple 製品に対するサポートは製品そのものに対するものであり、どこで購入しようが関係ないと思っていたが、パチものでもない正規品のユーザを購入先でも差別するらしい。
もう、アホらしくて何もする気がおこらない。
その他にも、移行アシスタントやタイムカプセルヘのアクセス等、互換性の無さをあげればキリがないのである。機能的な不足分を補うためにインストールしておいた AirMac ユーティリティ5.6.1 なども見事に駆逐される。
iOS 7、iWork に続いてマーヴェリクスまでもが、タダでもいらないアップデートに見えてきたような気がする、今日この頃。
…ということで、来月もヒトツよろしく。
2013年10月某日 Hexagon/Okayama, Japan
http://www.hexagon-tech.com/
[2013.10.31] 憂鬱2 〜より転載&加筆修正
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